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すっかりＧＵＩ化されWindowsと見た目の区別がつかなくなった(?)ＬＩＮＵＸ。
無料のＯＳや無料のオフィス互換ソフトなどを試してみたいけれど、余分なパソコンがあるわけではないからある日、急に使えなくなったら困る。むやみに手間がかかるのもいやだ。そんなむきが手軽に体験できる方法として、Windowsのハードディスクは一切触れずにいつでも使えるＣＤ起動か、ＵＳＢメモリー起動がよさそうだ。パソコンによってはＵＳＢメモリーから起動できないものもあるようだが、待ち時間はＣＤよりはるかに少ないからストレスもあまり感じない。たまたま手元に転がっていた１ＧＢのＵＳＢメモリーを活用している。
※ＬＩＮＵＸはＫＮＯＰＰＩＸとＵｂｕｎｔｕ
あるWindowsのセミナーにて
『Windows VISTAの特徴のひとつはセキュリティが強化されたことです。』
・・・それはすばらしい、今までより安心して使えるってことだ!!
『何かインストールしようとするとむやみに確認を求められて面倒です。』
・・・確かにユーザアカウントコントロールが聞いてくるなァ・・・
『ＵＡＣの設定を変えるといちいち確認を求められることはなくなります。』
・・・それはいいけどセキュリティは？
・・・で、何を言いたいのかなァ・・・
ある日のパソコン相談です。ＣさんとＡの会話を含めてご紹介します。
Ａ「どのようなご相談でしょうか。」
Ｃ「最近マンションに光というものが入ってインターネットを切り替えました。間もなく管理者から異常なアクセスをしていて早急にパソコンを初期化するように連絡を受けました。パソコンは数年前に購入したものです。」
Ａ「ウィルス対策ソフトは何をお使いですか。」
Ｃ「何も入れていません。」
いやな予感です。
Ａ「セキュリティ対策ソフトを入れて最新の状態にしていないパソコンをインターネットにつないではいけません。被害者になるだけでなく、知らないうちに加害者に加担させられています。そのまま使い続けるとなんらかの責任を問われることもないとは言えません。」
ちょっとご機嫌が悪くなりました。仕方がありません。
持ち込まれたパソコンはインターネットに接続しないで電源を入れておきます。別のパソコンでサイバークリーンセンターのページを開き、ボット駆除ツール「CCCクリーナー」の最新版を入手します。USBメモリーに入れて問題のパソコンに差し込み、「CCCクリーナー」を実行します。ほどなくボット感染の状況が確認されました。
持ち込まれたパソコンは長年使ってきたためさまざまなデータや、出所がはっきりしないソフトなどもたくさん入っています。各種の設定もされているようで、それぞれのパスワードなどをしっかり管理しているか定かではありません。相談の範囲を超えていると判断し、専門の業者に持ち込むように助言してパソコン相談を終わりにしました。
ボットはパソコンの所有者が気付かないうちに侵入してウィルスをばらまく一方で、どこにいるかわからない犯人の意のままにパソコンの能力の一部が利用されます。パソコン内部の個人情報を盗んだり、迷惑メールを送信したり、政府機関や企業のシステムを攻撃したりと、さまざまな反社会的な活動の道具になってしまいます。ある種の恐喝事件も報道されています。
日本では１００台に１台程度が感染しているとみられています。自分はだいじょうぶと過信しないことが求められているのではないでしょうか。
・・・うっかり忘れるところでした。
このとき使ったUSBメモリーがあらたな感染源にならないようにウィルス対策のしてあるパソコンで初期化しました。一度、感染すると後始末は何かと手間がかかります。ネットを利用するためにOSのアップデートとウィルス対策ソフトは大人の義務として実践しましょう。
VISTA＆Office2007で当然のことのようにIME2007を使ってきました。はじめからだったのかもしれないけれどなぜか変換に時間がかかり、F7によるカナ変換でさえ何秒か待たされます。不便ながらキカイのペースにあわせて使うことに慣れきっていました。
ある日、別のことで検索をしていて大発見・・・といまさら言うのも恥ずかしながら原因がわかりました。IME2007ではデフォルトでOutlookのアドレス帳などを辞書として検索するようになっています。Outlookを使う場合はアドレス帳などを設定しているのでよいのですが、未設定のままだと変換で異常に時間がかかるのだそうです。
IME2007のプロパティを開き不要な辞書参照を削除したら・・・長年の便秘が解消したような気分!!（食事中の方ごめんなさい）